21世紀の巨大クルマサークル構想



(2000年執筆 2007年加筆)

わかりやすい話題から



今後の具体的な展開や巨大クルマサークルの目的などに触れてゆきたい。まず手はじめに身近な話題から。検索サイトやHPランキングを隅から隅までチェックしてみると、本当に様々なコンテンツを持ったページが数知れずある。
1日10ヒット程度のプライベートサイトから数千ヒットの業務的サイトまで色々だが、内容的には車種別ワンメイクものが多いようだ。私個人では、日頃の仕事柄RX−7というスポーツカーを愛用しているので、やはりRX−7を取り上げているサイトには目が止まるといった具合。趣味的興味という点では当然だし、何よりも自分の所有するクルマは身近で解りやすい。
ただし巨大クルマサークルという観点から考えると非常に難しい問題ともなる。たとえば、当社HPの中心となっているサーキットスポーツ系のクルマとファッション的ミニバン系のクルマでは、同じクルマの趣味でも相入れる部分が少なく、オーナー同志のコミュニケーションが難しい。
車楽人フェスティバルというイベントの難しさも、こういったクルマ趣味の多様な志向性がネックだった。
そうなれば「趣味的志向にとらわれないクルマ共通の何かがないだろうか?」と模索したのが『交通事故は避けて通れる』というコンテンツ。ドライビングスクールの経験や個人的な日常的体験に基づく運転の知恵もの。
幸いスポーツカー系以外のユーザーからも様々な意見をいただだけるようになり、今のところ目的は達成されているように思える。では次に何かできることはないか?
スタイルを競うようなイベントでは好き嫌いがハッキリし過ぎてしまい、共通のイベントとして開催することは難しい。またサーキットスポーツのように速さを競うものは車種や改造度合によるハンデが克服できない。
そこで今準備中なのが日本全国ドライビングフィギアコンクール。イベントプロモーターの当社としては、現段階では詳細を公表できないのが残念だが、テレビ局を巻き込んで必ず巨大クルマサークルへの礎となるようなイベント開催を目論む次第。必ずしも私個人や当社だけで頑張ろうという事ではないので、さっそく協力者や協力社、協力サークルなどを探しはじめようと考えている。

巨大クルマサークルの必要性

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